自民・安倍元首相が松山で街宣 防衛費増額の必要性訴え 夏の参院選に向け

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© The Ehime Shimbun Co.,Ltd. 街宣で防衛費増額の必要性を訴えた自民党の安倍晋三元首相=15日午後、松山市湊町5丁目

参院選に向け自民党の安倍晋三元首相が15日、愛媛県松山市で街宣した。ロシアのウクライナ侵攻に触れつつ「防衛費を増やしていく努力をしなければならない」との考えを示し「私たちの世代で(自衛隊の)違憲論争に終止符を打つべきだ」とも訴えた。

安倍氏は、ウクライナが米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)に加盟していれば、ロシアの侵攻はなかったと主張。同盟関係の重要性を説き、安倍政権下で成立した安全保障関連法について「集団的自衛権を行使できるようになり、日米同盟の絆を強くすると『戦争に巻き込まれる』との批判があったが事実は逆。そういう絆を持てば戦争を止め、抑止することができる」と述べた。

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