【MLB】アスレチックス-エンゼルス(5月14日・日本時間15日/オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手がダブルヘッダーの第2試合目に「3番・DH」で先発出場。6-1と5点リードで迎えた5回の第3打席に5試合ぶりとなる7号2ランを放った。ファン待望の一発は、松井秀喜、イチローに次ぐ日本人としては3人目となるメジャー通算100号のメモリアルアーチ。さらに459試合目での達成は日本人では最速のダブル快挙となった。
【映像】大谷翔平、メジャー通算100号は127mの特大弾
20連戦を13勝7敗で勝ち越し、久しぶりの休養日を経て臨んだ昨日の試合では4打数無安打に倒れ、6試合ぶりのノーヒット。今日のダブルヘッダーの第1試合では、期待されたホームランこそ出なかったものの4打数2安打で1打点1四球。今季10度目となるマルチ安打を記録するなど活躍した。
しかし、チームは9回に守護神・イグレシアスがアスレチックスのバレーラに痛恨のサヨナラ3ランを被弾。アストロズとア・リーグ西地区(同14日終了時点でエンゼルスは0.5差の2位)の首位争いを繰り広げるチームにとっては痛い黒星となったが、続くダブルヘッダーの2試合目で大谷が放った今季7号は、そんな悪い流れを吹き飛ばす価値ある一発となった。
昨シーズン46本のホームランを放った大谷。ここ最近は“好調のバロメーター”と言われるセンターからレフト方向への飛球が増えていることもあり、さらなる“ビッグフライ”に期待がかかる。なお日本人メジャー通算100号は、175本を放った松井秀喜が5シーズン・636試合目で達成。それに次ぐイチローは13シーズン目に117本を放っている。大谷は今季が5シーズン目。大谷の第1打席は遊併殺、第2打席は三ゴロだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)