自民党の高市早苗政調会長は10日の党政調審議会で、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)新大統領が就任したことに祝意を示した。その上で「北朝鮮対応を考えても、日米韓の連携強化は大事になってくる」との認識を示した。
【写真】就任宣誓する韓国の尹錫悦新大統領
同時に高市氏は、韓国側が2015(平成27)年の慰安婦問題をめぐる日韓合意や1965(昭和40)年の日韓請求協定を無視していることに加え、在韓国日本大使館前に慰安婦像を設置していることなどを例示し、「国際約束や儀礼に違反している」と指摘。「日韓関係の改善には私たちも(韓国側の今後の対応を)見定めなくてはならない」と語った。