共産・志位「日本が共産主義国になっても、ロシアや中国のように自由がない社会への逆行は起こりません」

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2022年04月22日16:57 | カテゴリ:日本共産党

1: ボラえもん ★ 2022/04/22(金) 14:44:11.11 ID:SIm/sLQy9.net

志位さん、科学的社会主義を大いに語る(上) 学生オンラインゼミ 詳報

志位さん、科学的社会主義を大いに語る(上)
学生オンラインゼミ 詳報
日本民主青年同盟(民青)が17日に開催した「社会は変わるし、変えられる――志位さんと語る学生オンラインゼミ」第2弾のテーマは「科学的社会主義」。全国の学生から寄せられたさまざまな質問に答える形で、日本共産党の志位和夫委員長が2時間半にわたって縦横に語りました。2回に分けて紹介します。

志位さんと「科学的社会主義」の出会いは?
冒頭の質問は「志位さんと科学的社会主義との出会いは?」です。志位さんは、中学3年生のころに父親が買ってくれた、エンゲルスの著書『猿が人間になるにあたっての労働の役割』が初めて手にした科学的社会主義の古典だったとして、サルから人間への進化を「労働」と「言語」を媒介に解明した同著の中身を紹介(パネル1)。「当時は、マルクスもエンゲルスも『資本論』という経済学の大きな本を書いた革命家というイメージしかもっていませんでした。ところが自然科学の話が書いてある。人類の知識のこんな分野まで研究した人なのかと大きな驚きでした」と、当時の感動を語りました。

さらに志位さんは、エンゲルスが同著を書いたのは1876年のことで、ダーウィンが進化論を人間の進化に全面的に適用した『人間の由来』を書いたわずか5年後だと指摘し、「当時は、サルと人間をつなぐ化石人類も、サルから人間に進化するメカニズムも明らかになっていませんでした。その条件のもとで科学的な解明に取り組んで人間進化論を書いたことは驚くべきことです」と語りました。

志位さんは、「父には、私に科学的社会主義の本を読ませよう“作戦”があったと思います。父の“作戦”にまんまとはまって、この出会い以降、マルクス、エンゲルスの本を読むようになりました」と語りました。

マルクスは古い?今学ぶ意義は?

つぎの質問は、「『科学的社会主義』と『マルクス主義』は違うのですか」「『マルクスは古い』と言われることもありますが、いま学ぶ意味は」でした。

志位さんは、「私たちは『マルクス主義』ではなく、『科学的社会主義』と呼んでいます」と回答。その理由について、この理論の土台をつくり上げたのはマルクスとエンゲルスですが、2人が頭の中で考え出したものではなく、「人類のあらゆる価値ある知的達成を集大成した理論だからです」と説明。マルクスが膨大な書物から徹底して「抜粋ノート」をつくるという研究法を生涯にわたって貫いたと紹介。『資本論』準備のノートだけでもほぼ50冊にのぼることを示しました(パネル2)。さらに「時代とともに絶えず進歩、発展させていかなければならない理論」であることもその理由として示しました。

「マルクスは古い?」「今学ぶ意義について?」という疑問について、志位さんは「21世紀に人類が直面している重大問題を解決するカギはマルクスにあります」とずばり。ドイツの代表的な博物館の一つ、「ドイツ歴史博物館」で今年2月から「カール・マルクスと資本主義」展が開催され、そのオープニングスピーチで、資本主義の矛盾として貧富の格差の拡大や気候危機が問題になるもと、「マルクス・リバイバルが見られる」「(各分野で)マルクスをめぐる議論と資本主義をめぐる議論が本流をなすようになっている」「資本主義のシステムと内的関係を根本から解明しようとした最初の人であるマルクスが社会的批判者として再び前面に出てきている」と語られたことを紹介しました。

科学的社会主義の「科学的」とは?
続いて「科学的社会主義と言いますが、『科学的』とは何ですか?」との質問が。

志位さんは、「科学的」とは一言で言えば、「事実から出発して法則を見いだす」ことだと指摘。あらゆる自然科学は、この立場に立っているとして、物理学者のニュートンは、惑星の運動の観測から導かれた事実から出発し「万有引力の法則」を発見したことを紹介。「空を飛べると思い込んで、2階から飛び降りたらけがをするように、『願望』から出発すれば失敗に終わります。科学的態度を社会の見方にも貫いているのが科学的社会主義です」と語りました。

志位さんは、資本主義社会の害悪を解決しようと考えたサン・シモン、フーリエ、オーエンが最初の社会主義の担い手となったが、現代につながる協同組合や幼稚園などの業績を残しつつも、「『願望』=青写真をつくって社会に受け入れさせようとするやり方で、うまくいかなかった」と指摘しました。

その上で志位さんは、「社会主義を『科学』にするためには、『願望』=『青写真』を押し付けるのでなく、『事実から出発して法則を見いだす』という姿勢で発展させなければなりません。それをやりぬいたのがマルクスとエンゲルスでした」と強調。社会主義を「科学」にしたマルクスの「二つの偉大な発見」――(1)唯物論の考え方を社会の見方にも発展させて、社会についての科学的な見方を明らかにした「史的唯物論」、(2)資本主義社会における搾取の仕組みを明らかにした「剰余価値」の理論について、そのあらましを語りました。

弁証法とは何か?

「弁証法とは何ですか。志位さんは弁証法をどのように身につけたんですか」との質問に志位さんは、「弁証法」が古代ギリシャ哲学を起源にしていることを解き明かしつつ、「いろいろな論じ方があるが」と強調して、エンゲルスが、弁証法について(1)物事を、ばらばらではなく、連関の中で捉える、(2)物事を、不動の、固定したものとしてではなく、変化、運動、発展の中で捉える、(3)不動の対立や固定した境界線を認めず、物事の中にある対立した側面の全体を捉える――という三つの特徴をあげている(『空想から科学へ』)ことを紹介しました。

その実例として志位さんは、日本を世界との「連関の中で捉える」と、「日本という国の本当の特徴がよく見えてくる」と説明しました。アメリカとの関係では、在日米軍が低空飛行訓練をはじめとする国内法が適用されない特権をもつなど、アメリカへの従属が大変深刻だと指摘。また、ヨーロッパとの関係でみると、非正規雇用の多さや最低賃金が低すぎるなど、「ルールなき資本主義」と言われる財界中心の政治のゆがみが浮き彫りになると指摘しました。(パネル3)

また志位さんは、ロシアのウクライナ侵略に関わって「発展の中で捉える」ことの大切さを強調。「断面だけで捉えると19世紀の弱肉強食の世界に逆戻りしたように見えますが、世界の構造変化を踏まえた世界史の発展という大きなスケールで捉えると、戦争の違法化、核兵器の違法化という平和の流れが進んでいます」と語りました。(パネル4)

理系の勉強で科学的社会主義が役立つことは?
「志位さんは大学で工学部だったと知りました。理系の勉強のなかで科学的社会主義が役立つことはありますか」との質問に志位さんは、「専攻は物性物理学でしたが、素粒子論や宇宙物理学が大好きでした」として、「物理学と方法」について学んだことを振り返りました。日本は多くのノーベル賞受賞者を出すなど理論物理学で輝かしい業績を上げているが、「日本の素粒子論の中に、科学的方法――唯物論と弁証法を導きの糸として、自覚的に取り組んできた流れがあります」と紹介しました。

エンゲルスが、「自然における階層性」という捉え方で、物質はミクロに向けてもマクロに向けても無限に続く段階的な構造を持ち、それぞれの階層は相互に関連し、移行しあっているという弁証法的自然観を明らかにしたことを紹介。志位さんは、模式図で「―宇宙―銀河―天体―物体―分子―原子―素粒子―」と示し、それぞれの段階、階層で物質の存在の仕方や物理法則が異なっていると説明しました。

この自然観を意識的に研究に活用したのが日本の物理学者・坂田昌一さんで、益川敏英さんはその薫陶を受けた人であると紹介。益川さんが「『なぜ起きているのか』と聞かれると、もう一段深いところから説明しなければ答えようがない…そこから坂田さんのいう『無限の階層性』が出てくる」と語ったことを紹介しました。

坂田昌一さんが提唱した「複合モデル」の考え方は、その後、「クォーク」の発見によって、その正しさが証明されました。志位さんは、ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんが、「現在の素粒子論の発展は坂田博士の筋書き通りになっている」とのべていることを紹介しました。

『資本論』は何がすごい?

「弁証法とは何ですか。志位さんは弁証法をどのように身につけたんですか」との質問に志位さんは、「弁証法」が古代ギリシャ哲学を起源にしていることを解き明かしつつ、「いろいろな論じ方があるが」と強調して、エンゲルスが、弁証法について(1)物事を、ばらばらではなく、連関の中で捉える、(2)物事を、不動の、固定したものとしてではなく、変化、運動、発展の中で捉える、(3)不動の対立や固定した境界線を認めず、物事の中にある対立した側面の全体を捉える――という三つの特徴をあげている(『空想から科学へ』)ことを紹介しました。

その実例として志位さんは、日本を世界との「連関の中で捉える」と、「日本という国の本当の特徴がよく見えてくる」と説明しました。アメリカとの関係では、在日米軍が低空飛行訓練をはじめとする国内法が適用されない特権をもつなど、アメリカへの従属が大変深刻だと指摘。また、ヨーロッパとの関係でみると、非正規雇用の多さや最低賃金が低すぎるなど、「ルールなき資本主義」と言われる財界中心の政治のゆがみが浮き彫りになると指摘しました。(パネル3)

また志位さんは、ロシアのウクライナ侵略に関わって「発展の中で捉える」ことの大切さを強調。「断面だけで捉えると19世紀の弱肉強食の世界に逆戻りしたように見えますが、世界の構造変化を踏まえた世界史の発展という大きなスケールで捉えると、戦争の違法化、核兵器の違法化という平和の流れが進んでいます」と語りました。(パネル4)

理系の勉強で科学的社会主義が役立つことは?
「志位さんは大学で工学部だったと知りました。理系の勉強のなかで科学的社会主義が役立つことはありますか」との質問に志位さんは、「専攻は物性物理学でしたが、素粒子論や宇宙物理学が大好きでした」として、「物理学と方法」について学んだことを振り返りました。日本は多くのノーベル賞受賞者を出すなど理論物理学で輝かしい業績を上げているが、「日本の素粒子論の中に、科学的方法――唯物論と弁証法を導きの糸として、自覚的に取り組んできた流れがあります」と紹介しました。

エンゲルスが、「自然における階層性」という捉え方で、物質はミクロに向けてもマクロに向けても無限に続く段階的な構造を持ち、それぞれの階層は相互に関連し、移行しあっているという弁証法的自然観を明らかにしたことを紹介。志位さんは、模式図で「―宇宙―銀河―天体―物体―分子―原子―素粒子―」と示し、それぞれの段階、階層で物質の存在の仕方や物理法則が異なっていると説明しました。

この自然観を意識的に研究に活用したのが日本の物理学者・坂田昌一さんで、益川敏英さんはその薫陶を受けた人であると紹介。益川さんが「『なぜ起きているのか』と聞かれると、もう一段深いところから説明しなければ答えようがない…そこから坂田さんのいう『無限の階層性』が出てくる」と語ったことを紹介しました。

坂田昌一さんが提唱した「複合モデル」の考え方は、その後、「クォーク」の発見によって、その正しさが証明されました。志位さんは、ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎さんが、「現在の素粒子論の発展は坂田博士の筋書き通りになっている」とのべていることを紹介しました。

『資本論』は何がすごい?

 

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