大正論!米大学教授が「安倍の戦略的先見性のおかげで、日本はいま地政学的に中国より優位にある。」と主張! → 安倍元総理がRT!!岸田総理にこれが対中外交のお手本と訴えか???

歴史的大宰相の安倍晋三元総理。

その安倍元総理の外交を絶賛し、岸田総理に安倍元総理の外交成果を活用せよとするアメリカの大学教授の記事がNEWSWEEKに掲載された。

そして何と、安倍総理は自身のTWITTERでそれをRTしたのである。岸田総理にこれが対中外交のお手本と訴えているのであろうか。岸田総理にも是非読んでいただきたい。

大正論!米大学教授「安倍の戦略的先見性のおかげで、日本はいま地政学的に中国より優位にある。」と大主張!
NEWSWEEKは、12月23日、アメリカのクレアモント・マッケンナ大学教授のミンシン・ペイ氏の「インド太平洋に安倍晋三が残した「遺産」」と言う記事を掲載した。

ミンシン・ペイ氏は、安倍元総理がアメリカの離脱と言う大ピンチを乗り越えて作り上げたTPPの意義を力説し、安倍元総理の偉業を激賞している。

<辞任から1年余り。結局、安倍は中国に関しては究極の現実論者だった。バイデンもCPTPPがあることを感謝するだろう>

在職日数が歴代最長を記録した安倍晋三首相が持病を理由に辞任して1年余り。後任の菅義偉も既に退任した。

しかし、安倍が旗振り役を務めた新体制──包括的かつ先進的TPP協定(CPTPP)と日米豪印戦略対話(クアッド)──は今後長期にわたりアジアの地政学的状況を左右しそうだ。

トランプ政権が離脱を表明し頓挫した環太平洋諸国の貿易協定TPPを復活するべく、安倍はCPTPP実現に取り組んだ。現在11カ国が加盟し、GDPの合計は14兆ドル近い。
さらに2021年2月にはイギリスが正式に加盟申請。9月には中国も加盟を申請、6日後に台湾も後に続いた。

イギリスの加盟の公算は高く、実現すれば合計GDPを2兆7000億ドル、約20%押し上げる。

引用元 インド太平洋に安倍晋三が残した「遺産」

その通りだ!!
安倍元総理が粘らなければ、環太平洋、アジアではTPPは成立せず、中国の影響力が強いRCEPしかない地域になっていたであろう。TPPがあるからこそ米国の影響力も残り、我国もRCEPに入っても大丈夫なのである。

これほどまでの偉業を我国ではほとんど論じられず、アメリカ人が論じること自体がおかしいのである。

そしてミンシン・ペイ氏は安倍元総理の安全保障上の大貢献を強調する。

安全保障の面では、安倍の遺産はさらに重要で将来を見据えたものだった。

クアッドは安倍が第1次政権時代の2006年に地域の安全保障の枠組みとして提唱。

(中略)

今ではバイデン政権はクアッドを中国抑止戦略のカギと見なしている。2021年9月にはホワイトハウスで対面形式では初となるクアッド首脳会議を開催した。

クアッドは外交的な象徴の域を超え、合同軍事力も強化している。

引用元 インド太平洋に安倍晋三が残した「遺産」

安倍元総理が作り上げたクアッド。これがバイデン政権ですら頼りにしていると言うのだ。

一方でミンシン・ペイ氏は、安倍元総理は単純な対中強硬派ではなく、バランスの取れた戦略家だと高く評価するのである。

安倍元総理は硬軟織り交ぜた対中政策を展開していた!!
ミンシン・ペイ氏は言う。

CPTPPとクアッドの形成に主導的役割を果たした安倍を、中国封じ込めに熱心な対中強硬派とみる向きもあるかもしれない。

だがそうした見方は、安倍の地政学的戦略の第3の柱を見落としている。それは対中直接関与だ。

実際、安倍はCPTPPとクアッドを促進する傍ら、日中の安定した協力関係の維持に心を砕いた。2018年10月に訪中し、習近平(シー・チンピン)国家主席の訪日も要請した(2020年4月の予定だったがコロナ禍で延期)。

結局、安倍は中国に関しては究極の現実論者だった。

引用元 インド太平洋に安倍晋三が残した「遺産」

その通りだ。

安倍元総理は反中一本槍の無責任な煽動政治家ではない。対中包囲網を作りながら、それをテコに中国との関係も安定化させる、究極の現実論者だ。

そして、だ。ミンシン・ペイ氏は「幸い、後任の岸田文雄首相は策を巡らす余地があるかもしれない。安倍の戦略的先見性のおかげで、日本はいま地政学的に中国より優位にある。日本が中国を必要とする以上に中国は日本を必要としている。」とする。

ここで大事なことは安倍元総理が、何とこの記事をRTしていることだ。

つまり、これは安倍元総理からの岸田総理へのメッセージとみるべきではないだろうか。岸田総理は安倍元総理のように対中包囲網を作りつつ、日中関係も安定化させる難しい舵取りが安倍総理から要望されていると言うことだ。

岸田総理の美事な外交舵取りに期待したい。