小野田氏(写真)は、説明責任から逃げ続ける蓮舫氏を一刀両断した
自民党の小野田紀美参院議員(34)が5月19日、自身のツイッターやフェイスブックに「国
籍についてのご報告」として、米国籍の喪失証明書が届いたことを画像付きで投稿し、「二重国
籍」状態が解消されたことを堂々と公表した。一方、「二重国籍」問題を抱える民進党の蓮舫代表
は5月25日の記者会見で、戸籍謄本を公開する考えが「ない」と改めて強調した。2人の対応に
は、政治家として「天と地」ほどの差を感じる。夕刊フジは小野田氏を直撃した。(夕刊フジ)
「なぜ、蓮舫氏は戸籍謄本を公開しないのか。公人にプライバシーはない。それを主張するなら
公人を辞めればよい」
小野田氏は、こう言い切った。自身の「二重国籍」を認識して以降、必要な解消手続きを素早
く、透明性を持って進めた自負があるようだ。
蓮舫氏は昨年9月の代表選の期間中、「二重国籍」が発覚した。日本国籍の選択宣言をしたと主
張しているが、台湾籍離脱を含めた証拠となる戸籍謄本の開示は「個人的な件」として拒否してい
る。
小野田氏は、蓮舫氏の態度に「怒りを覚える」といい、続けた。
「自民党本部からは『戸籍謄本まで公開しなくていい』といわれたが、私はそれでは国民の方々
の信用は得られないと思った。逆の立場なら、私は信用しない。国会議員である以上、『日本に命
を投じられる』ことを証明しなければならない。私のように海外にルーツがある人間は当然で
す」